東京湾真鯛99 [釣行記]
少し前ですが東京湾に真鯛釣りに行きました。
港で船長に模様を聞くと剱崎はかなり渋く各船沖の瀬や洲埼まで行っているそうです。
時間になり出船です。
本船は剱崎沖を目指しますが港を出た辺りで既に潮が澄んでいます。
これなら沖は更に澄んでいるのでこの時点で苦戦が予想されます。
ポイントに着き仕掛けを入れます。
餌取りは水色が澄の割には異常に多いと言う訳でもなく何とか釣りにはなります。
ただ1時間位粘りましたが最初に1枚釣れ、その後は全く真鯛の気配を感じられません。
船長が操舵室から出て来て「ここで粘っても埒が明かない」と移動を告げます。
「洲埼に向かうから少し走るよ」と言います。
30分位走り洲埼沖に到着すると松輪間口船でそこそこの船団が出来ています。
船長にこのポイントは神奈川船が釣っていいの?と聞いてみました。
70mより深ければ大丈夫だけどそれより浅いと怒られるみたいと言います(当時)。
当日のポイントは80mで最近良型真鯛が揚がっているそうです。
このポイントは平場で水深もそこそこ有るので良型が掛っても比較的取り易いです。
良型狙いでじっくり釣ろうと長めに仕掛けを入れていると思ったより餌取りがいます。
トンボ(ヒメ)が結構上の棚まで付け餌を喰って来ます。
粘って釣っていると当たりが来ました。
それなりのサイズは有りそうですが品の無い引きで直ぐにメダイと分かります。
水面にメダイの姿が見え船長に「船の上に揚げる?」と聞くと揚げてと言います。
私が持って帰らないのを分かっているので自分で食べてみるそうです。
(メダイ3kg)
その後、暫くすると竿が入り「ピピピピッー」と糸が出て良型確定の当たりです。
合わせを入れやり取りを始めましたがポロリとバレてしまいました。
わざわざ洲崎沖まで来て平場で時間を掛ければ取り易いのにポロリでバラすなんて・・・。
「ガビーン」とショックを受け仕掛けを回収しました。
新場所で良型が多くスレていない場合は高めの棚で張って反応を待つのが1番ベターです。
ただ1回バラしそんな悠長な事を言ってられなくなって来ました。
あの手この手で釣っているとまた「ピピピピッー」と糸が出て先程と同じ位の手応えです。
合わせ切れする位の合わせを入れ良型真鯛が1枚釣れました。
今日はこの1枚で充分だと思い後はノンビリ仕掛けを入れていました。
残り時間が3分を切った時に「ピィーーーーーーーッ」と糸がかっ飛びます。
デカイのキター!!と走りが止まりエリャと合わるとスカっと空振りの手応えが・・・。
鈎を飛ばされたと思い仕掛けを回収すると鈎は付いています。・・・またポロリです。
(本日釣果、真鯛3枚)
今日は終わったと仕掛けを片付けようと思ったら船長がもう1回入れてと言います。
バラした後に直ぐ釣れる訳ないのにと思いながら仕掛けを入れました。
直ぐに竿が入り「ピピピピッー」と糸が出ます。
マジかよと思いましたが良型真鯛が釣れました。
先程バラしたサイズより小さいですが十分大型です。
船長に仕掛けを入れて良かったよと言うと俺も悔しかったからと言います。
当日は大型を4発当てて取れたのは2枚でした。
5割じゃ駄目だねと私が言うと今日の喰いで4回当てるだけ凄いよ慰めてくれました。
(真鯛4~5kg、2枚)
釣った真鯛を捌いてみると1枚は胃の中から大量にトンボ(ヒメ)が出て来ました。
まだコマセに口を使っていると言うより魚を追っている感じでした。
その後、洲埼沖は禁漁期間やコマセの関係で現在は入れなくなりました。
松輪間口船が結構派手に釣っていたので資源保護に為には必要な処置だと思います。
最近の我家の日本酒はいつもの「亀泉」と奈良の「風の森」です。
2016-06-17 10:50
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コメント(3)
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こんにちは
いつも楽しく拝見させて頂いてます
本当にお上手なんですね
釣果はもちろん文章からも精通してらっしゃるのがビンビン伝わってまいります
私は沖の瀬のコマセ真鯛に行こうとした
矢先に漁業調整という名の何かが起きました
笑
1度は挑戦して見たかったです (><)
また遊びに参ります!
by ももたろう (2016-06-19 15:00)
ももたろうさん初めまして。
文才が無くあまり面白くない当ブログにコメント有難うございます。
洲埼の漁業調整は大人の事情で致し方ないと思いますが
沖の瀬はまだ大丈夫では・・・?
細々と続けていますので今後とも温かい目で見て下さい。
by よっちん (2016-06-19 23:53)
ご返信頂きましてありがとうございます
私 ごっちゃになっておりました
沖の瀬はOKなのですね
洲崎沖という名で沖の瀬の東側でやっている
と思っていました
ありがとうございました
by ももたろう (2016-06-20 02:50)