SSブログ
仕掛け道具 ブログトップ
前の10件 | -

バケットマウス BM-5000 & BT Master 11AH [仕掛け道具]

DSCF2146.jpg
(メイホウ バケットマウス BM-5000)
前にもお伝えしましたが、
マダコ釣り用のタックルボックスとして
バケットマウス BM-5000を購入しました。


DSCF2308.jpg
サイズ感が丁度良いのでカワハギ用にもう一つ買いました。


DSCF2233.jpg
ちなみにサイズはドッカトD-4500(小さめのドカット)より一回り小さくなります。


DSCF2266.jpg
ドカットもそうですが持ち手が四角い形状だと荷物が重いと手が痛くなります。


DSCF2268.jpg
私の周りでは半円形の添え木を両面テープで持ち手の上下に付け、


DSCF2300.jpg
テニス用のグリップテープを巻いて固定します。

そうすると四角い角も緩やかになり、
持ち手全体が少し太くなるので掌に掛かる面圧が分散され、
持つのが少し楽になります。

握力に自信があるヤングマンやマッチョマンなら必要ありませんが
口だけ達者で握力も体力もないおじさんには効果があります。


DSCF2287.jpg
ドカットも持ち手が四角いので同じ様にしております。
また、ドカットはロックを外しても上蓋に手を掛ける所があまりないので、
U字のアルミの取っ手を付けています。そうすると、上蓋を開けるので楽です。
この位置に付けると同じサイズのドッカトを重ねても干渉しません。

取り付けは本体(上蓋)に穴を空けて付けますので、
雨や波飛沫からの水漏れ漏れを防ぐ為、ゴム等のワッシャーを間に噛まします。


DSCF2148.jpg
それまではエギタコ釣りは発泡をタックルボックスとして使用していました。
これはこれで軽さ、防水性、メンテナンス性、お値段、
おまけにタコエギケースなんて物がなくても
タコエギを適当にぶっ刺しておけばよいので便利です。
タコエギに限らず本格的にしない小物釣りには発泡は重宝します。

ただ、超軽量なので中に錘等のそれなりに重い物がないと風で飛ばされやすい、
また、見た目が少々貧乏臭い等々ございます。
人によってはこっちの方が渋くてカッコイイと言います。


DSC01903.JPG
どうでもよい話ですが、
バケットマウスを購入した1番の理由は黄色だからです。
カッパも黄色。


DSC04566.JPG
バックも黄色。


DSCF2212.jpg
釣り用ナイフも黄色。


DSCF2214.jpg
釣りで船に忘れ物が多い方は釣りグッズは目立つ黄色がおすすめです。
笑点は喜久蔵(木久扇)、映画は幸福の黄色いハンカチ、釣りグッズは黄色です。



DSCF2551.jpg
(BT Master 11AH)
話は変わりますが、
使っているシマノのバッテリーにリコールが出て新しいモデルに交換になりました。
実家に前に使っていた(今は使ってない)シマノのバッテリーがあるので、
2台新品になるかもとせこい心で確認に行きましたが古くて対象外でした。


DSCF2155.jpg
(電力丸10AH & 電力丸10AH専用メッシュケース)
見た目は前に使っていた電力丸10AHよりごつくなっています。
BT Master 11AH専用メッシュケースを買いに
藤森さん(FFT)の所に行かなきゃと思っていましたが、


DSCF2550.jpg
(BT Master 11AH & 電力丸10AH専用メッシュケース)
電力丸10AH専用メッシュケースを試したらギリギリ入りました。
人間で言えばズボンのベルトの最後の穴でなんとか止まった感じです。
だいぶお腹が出ている感じですが、買換えるか悩み中。

それにしても、今回のリコールは私にとっては新品になってありがたい話ですが、
リコールになる前にBT Master 11AHをお金を出して買って
旧電力丸をもういらないからと処分した方が居るとすると
「えーっ、損した」となりそうです。

また、BT Master 11AHを欲しい人は真面目にお店で買うより
中古屋からリコール対象の中古の安い電力丸を買って、
リコールに出した方が安く手に入るじゃないのとか。

それと、シマノも今回の回収を含めたシマノが負担したリコール費用を
結局は製造メーカーに求償するの事になるのだろうかとか。
もし製造メーカーがシマノの様な大きな会社でなければ大変だろうと思ったりもします。
リコールの原因と責任の所在、またその辺の商習慣の慣習はよくは知らないですが、
リチウムイオンバッテリーは商品として鬼門な感じがします。

nice!(1)  コメント(0) 

スバル レヴォーグ(車) [仕掛け道具]

DSC083980.jpg
(旧型レヴォーグ)
車を買い替えました。
8年間で100,000km以上走ったスバルの旧型レヴォーグ。
ワゴンタイプで荷物が多めに積め、釣りに旅行にとても良い車でした。
ただ100,000kmを超えると細かい故障等が出てきます。


DSCF1960.JPG
(現行型レヴォーグ)
現行型のレヴォーグに乗り換えました。
車の運転が得意ではないのでワンクラス小さい車にしようと考えましたが、
荷物が入る量が減るので現行型のレヴォーグにしました。

現行型ですがボディ剛性が旧型よりかなり上がっているのがよく分かります。
静粛性も上がりカチッと固められたボディと相まって走りの高級感は上がりました。

普段の運転での感想ですが、
ナビが縦長大型モニターでスマホ感覚な操作もできるようになり、
縦長大型モニターなので地図の進行方向の表示範囲が広がり便利です。
ただナビの操作性は慣れていないせいか今一つと感じる事があります。


DSCF1895.JPG
(安曇野)
慣らし運転がてら安曇野に泊りがけで旅行に行きました。

高速ですが、アイサイトも正常進化してアイサイトXなり、
人の感覚に合ってないハンドル制御は大幅に改善され、
車の運転が上手い人レベルに近づいています。
クルーズコントロールは旧型でも満足でしたがXで更に制御が進みました。
高速での自動運転化が進み運転の疲労は更に軽減されました。
衝突防止等の安全性能も上がっているようです。

釣りは早朝、夜間のロングドライブが付き物なので
ロングツアラー志向のスバルの車は親和性がよいです。


DSCF2043.jpg
(荷室)
ラゲッジルームは前車同様、
スバル純正オプションの防水カーゴマットを選択して、
純正よりフチの高い社外製の防水カーゴマットをその上にひいています。

スバル純正オプションの防水カーゴマットは
ラゲッジルームの底面だけでなく後席の背面まで防水仕様になります。
社外製の防水カーゴマットはフチが高いので念のためひいています。
カッパなど濡れている道具もあまり気にせずしまえます。

また、よく聞く失敗として、クーラーの水抜き栓の閉め忘れも、
(釣り最中は氷と水で魚を冷やしますが、釣りが終わると、
車までクーラーを運ぶのが重いので、帰りの船で水だけ抜くなど)
多少の漏れなら被害軽減できます。

旧型との改良点ではやっとリアゲートが電動で開閉できるようになりました。
今時、リアゲートを手で「ヨッコイショ」で開けていると「昭和かよ」と言われそうです。
取り敢えずハンズフリーで開けられるようまで進化しました。

私的に旧型レヴォーグで一番不満だったのが、
ラゲッジルームからセンタースルーで長尺物(竿)が積めない事でした。
ワゴンタイプで上が開いているので大きな問題はないのですが、
荷物の収まりが美しくありません。

前の乗っていたスカイラインもその前に乗っていたBMWも
セダンタイプという事もありセンタースルー構造だったのでしっくりきません。
今回、4:2:4の3分割リヤシートになりセンタースルーになりました。
現行型での一番のお気に入りの点になります。

nice!(3)  コメント(0) 

ビーストマスター2000EJ [仕掛け道具]

DSCF0434.jpg
(ビーストマスター2000EJ)
ビーストマスター2000EJ(BM2000EJ)を購入しました。

DSCF0453.jpg
(19ビーストマスター2000EJ&12フォースマスター2000MK)
それまでは2013年1月に購入した、
12フォースマスター2000MK(FM2000MK)を使用してました。
7年振りの新機種への更新になり使用感等記載します。

完成度が高いのかコスト増を抑える為か外枠は変わりません。
ボタン配置も一緒なので旧モデルユーザーも取っ付きやすいです。

DSCF0418.jpg
カタログ上の重さはBM2000EJの方が重いですが
持った感じは重いと言うよりFM2000MKより詰まった感がします。

65265_feature1.jpg
(ビーストマスターMD3000 の遊星ギア)
スタンダードのBM2000との構造上の違いは
遊星ギヤの軸受カラーをベアリングに変更しています。

BM9000や6000で既にベアリングにしているのがBM2000EJまで降りて来ました。
今後出るBMMD3000やBM1000EJもベアリングになります。

遊星ギアは高速高負荷で回転するモーターに直結のギアなのでベアリングはマストです。
逆によく今までカラーで頑張ってたなと思います。

パーツリストで確認をするとベアリング込みのプレートが6150円です。
ばらしてポン付けで付くならBM2000をBM2000EJ化する事が出来ます。

DSCF0473.jpg
実釣での使用感ですが最初の仕掛け回収から実感出来ます。
田園都市線から新幹線に乗り換えた感じです。
深場の真鯛だとお隣さんより大分早く仕掛けが回収出来て余裕が生まれます。

魚を掛けても何事もなく上げて来ます。
パワーとドラグ強度で劣るFM2000MKだと魚が反転したとか分かりますが
BM2000EJだとモーター音や巻き上げに変化なく上げて来ます。
この辺は良い面でありますがドラグ設定に慣れるまで怖い面もあります。

また、レスポンスも13ビーストマスターと比べるとESCの制御向上で
ドンツキやタイムラグは大幅に改善されています。

ただブラシモーターのFM2000MKと比較すると
自然吸気とターボ(過給器)エンジンの比較で言われるターボラグ、
過渡期のキャブレターとインジェクションでの差の様な物はまだ感じます。
私の様に魚が掛ってからもほぼレバーでやり取りする人間はやや気になると思います。

BM2000EJを1日使用しての感想になります。
パワースピードを兼ね備え深場の真鯛やイカ釣りにはかなり戦闘力のあるリールです。
またワラサ相手にもかなりやり取りが短縮出来そうです。

今回の纏めですが、
竿より電動リールの方が進化が速いので竿を買い替えるより効果は高いです。
反面7年前のFM2000MKでもまだまだ十分釣りになる事も確認出来ました。
どちらにしろ大事に使って行きたいです。

DSCF0440.jpg
(バーチャルマスターズ スピリッツ 360°)
コロナの影響で学校が休みになり我家の小1の子供も毎日家にいます。
リールを新調したので釣りに行こうと思っていましたが休みは子供の御守になりました。
天気が良ければ子供と釣りに行こうかと思います。

nice!(11)  コメント(2) 

剛樹 インビクタマダイ T2 255 [仕掛け道具]

DSCF0256.jpg
(剛樹インビクタマダイT2 255)
剛樹インビクタマダイを新調しました。
色は性能に関係なく、考えるのが面倒なんで何時ものカラーです。
(緑系のカラーだと海と同化して見づらく疲れる事が過去に有りました)


DSCF0252.jpg
(バット)
バットにスリットが入りお洒落ポイントが上がりました。
ただこれも性能に関係がないので有っても無くても正直どちらでもよい感じです。
(寸法/サイズはスリット無しのバットと全く一緒になります)


DSCF0257.jpg
(蛍光テープ)
竿を購入して最初にする事は、
当たりを見やすくするためトップガイド下に蛍光テープを巻きます。
こちらは加齢による目に衰えを感じているオジサンにはあった方がよいです。
(昔は蛍光の糸を巻いたりしていましたが蛍光オレンジテープが一番です)


DSCF0280.jpg
(80号負荷のベンディングカーブ)
(左・マダイリミテッド235/中央・インビクタマダイ255/右・Gエアー270)
何気に驚いたのは10年以上使っているGエアー270。
数千枚単位の真鯛と数百匹単位のワラサを釣ってもあまりヘタってない。
もう少しお爺ちゃんのおチ〇チンみたいに草臥れダランとしていると思っていました。
この耐久性は流石剛樹の竿という感じです。

感度や軽さを求めたら他メーカーでもっと素晴らしい竿も有ると思いますが、
海と言うタフコンディションで長年使用する道具と考えると耐久性はマストです。
剛樹の竿の評価が高いのはこの辺にも理由があるのでしょう。

DSCF0283.jpg
(剛樹インビクタマダイT2 255)
実釣でのインビクタマダイ使用感は、
Gエアーやリミテッドに比べハリが有りこのハリが1番の特徴になります。
特にベリーにかけハリが有るので結果として当り(感度)が出やすい感じです。
半面、海がチャプチャプしている時は少し落ち着きない動きをします。
その辺はあちらを立てればこちらが立たずの二律背反になります。

現時点での感想ですが従前の竿より手持ち寄りにシフトした竿になります。
手持ちのウエイトが多いコマセ真鯛師に向いていると思います。
(当たり前ですが置き竿でも十二分に使えます)
ざっくりコシのGエアー&マダイリミテッドに対しハリのインビクタと言う感じです。
(各モデル長さによって印象は変わってくるとは思います)

某ショップのインビクタマダイの宣伝では、
「超細身 軽量コマセ真鯛モデル。とにかく細くて軽い! 
そして反発力&反応の速さ。シャープさは従来の竿とはまったく違う次元となりました」
など思わず消費者が購入したくなる美辞麗句が並んでいますが・・・。

カーボンブランク&樹脂バットじゃないんだからそれは大袈裟です。
あくまでグラスベースのブランク&金属バットになりますのでJAROに怒られそうです。

各モデルには各特長があり、新しい=従前より性能が良いとは限りません。
それを購入希望者に適切に伝えるのがSHOPの役割だとは思いますが、
SHOPも営利企業である以上致し方ありません。

竿は掛った「魚の重さ(サイズ)が分かる」事が大切になります。
重さの分かる竿なら竿の長さ硬さは各人の好みで良いと思います。


DSCF0263.jpg
毎回同じカラーで作っていますが紫外線等の経年劣化で少しずつ色合いが違います。
今回、毎回同じカラーで竿を作っていての最大のメリットを発見しました。
こっそり部屋に持っていけば嫁が新しい竿を買った事に気づかない!

真鯛竿も青物竿も泳がせ竿も考えるの面倒なのでいつも同じカラー。
長さは違えど同じカラーの竿が何本も、そこに混ぜちゃえば鈍感な嫁は気づかない!
今回、全国の肩身の狭いお父さんに一番伝えたかった事です。

nice!(13)  コメント(2) 

コマセ真鯛仕掛け道具 [仕掛け道具]

私の周りにコマセ真鯛釣りを始めたいと思っている人間がいます。
話を聞くと分から無い事が多い様です。言われて見れば海や船宿によって諸説紛々。
今回は私がよく行く相模湾・東京湾のコマセ真鯛の道具と仕掛を取り留めも無く纏めます。
あまり参考にはなら無いかも知れませんが。


~竿~
DSC01702.JPG
(剛樹&アリゲーター)
竿は剛樹の長・中・短とアリゲータの長・短をその時の気分で使い分けています。
(時化なら長め凪なら短め、深場でコマセや合わせを効かせたい時は長め等々)

現在の相模湾・東京湾は2m50cm位の竿が標準的な長さです。
釣り師にとっての竿は侍で言う所の刀の様なイメージですが。
コマセ真鯛は竿よりリールのドラグ性能の方が重要で竿はさほど・・・が現実です。
竿は「魚の重さが分かる」事が大切で、分かる竿なら竿の硬さは好みで良いと思います。
迷ったら2m50cm前後の真鯛竿を買えば無難に使えます。


~リール~
DSC02565.JPG
(shimano フォースマスター2000mk)
私はフォースマスター2000mkを使用しています。
コマセ真鯛釣りは仕掛けの細さゆえリールのドラグ性能にやり取りを依存します。
「竿は一流、リールは三流」と「竿は三流、リールは一流」なら迷わず後者を選びます。
買うならドラグ性能を重視するのが良いと思います。
(ドラグ性能と耐久性はダイワよりシマノの方が全般に評判が良いです)

糸はライトでなければ相模湾・東京湾ではPE3~4号が多いです。
(人より早く落とそうや立ちを良くしようとあまり細くするとお祭りの原因になります)

PEはメーカーによって太さや精度、見易さを含めた耐久性に差が有ります。
迷ったらヨツアミのウルトラ2をFFTやヤギタで買えば無難に使えます。
パッケージの強度〇〇kgなどに踊らされずに実釣性能の高い製品を選ぶと良いです。


~ロッドキーパー~
DSC00316.JPG
(DAIWA パワーホルダー)
ラークや2本足のパワーホルダーも持っていますがコマセ真鯛は1本足で充分です。
予算が許せば軽くてコンパクトのモデルが良いと思います。


~天秤&クッション~
DSC02360.JPG
(夢の天秤&ロングライフクッション)
私は普段、夢の天秤を使っています(形状記憶の天秤は柔らかく収納がコンパクトです)。
最近試しにDAIWAのリーディングアームⅡを使っていますが、
夢の天秤の方が手前祭りしません。
(形状記憶の天秤は金属疲労で折れる事があり、定期的な交換が必要です。
交換サイクルはヘビーユーザーで1年、通常使用で2年が目安。「過去記載ページ」

天秤は仕掛けが絡まない事がお仕事になります。
コマセ真鯛は仕掛けが長く絡みやすいのでアームが長めの天秤が使い勝手が良いです。
(仕掛けを張り気味にして小さな当たりを取って行く時は短く固めの天秤が良いです)
購入後(お祭り対策「過去記載ページ」)を行います。

クッションはロングライフの1.5mm×150cmを使っています。
ロングライフだと1.2mm~1.5mm×100cmがコマセ真鯛ではよく使われます。
(糸を出せないポイントで常連さんが4mのクッションを使っている船宿もあります)
竿が長ければ合わせが効きやすいので柔らか目、短い竿だと固めみたい感じです。
(短竿でタメが効かないからと柔らか目にすると合わせが効かずポロリが多くなります)
その時の魚のサイズや水深、竿の長さで使い分ける効果的かもしれません。


~ビシ~
DSC01739.JPG
(ステンカンS・M・L&サニービシ)
東京湾(剱崎)はステンカン、アミコマセの相模湾はサニービシがよく使われます。
サイズは仕掛けを入れている時間に比例して使い分けるのが定跡です。
超高めの棚で10分はかっぽいといてみたいな船宿は大き目。
餌取りが激しく1~2分で手返しする時はコマセが勿体無いので小さめ目な感じです。
(餌取り対策として餌取りをコントロールしたい時は逆に大き目を使う事も有ります)

コマセ釣りなのでコマセの撒き過ぎも良く無いですが撒かな過ぎも良く無いです。
その時期、その日、その時の適正量を見極めるのは難しいです。


~ハリス~
DSC01740.JPG
(サンラインVハード)
ハリスは3~4号がよく使われます。私はサンラインVハード100を使っています。
強度測定するとVハードはシーガーグランドマックス系と似たり寄ったりで差は無いです。
ただスプール系の大きなVハード100は糸ヨレも少なく年間通して扱い易いです。
(冬場の低活性等ではグランドマックスFXの柔らか目の方が良いと思う事が有ります)

取り敢えずシーガーならFXR船以上、サンラインならVハードを使いたいです。
(2本鈎仕掛けでエダスは手前祭り防止で張りの強いグランドマックス、
先鈎にはしなやかなFX等ハリスをを使い分けている真鯛師も多いです)

またよく聞く「ピンクハリスは濁り潮に効果が有る」は効果は無いです。
数年間、数百枚の真鯛を釣って水色とのデータ取りをしましたが「濁り潮」は関係無いです。
ピンクハリスを売りたい人間のステマか結構いい加減な物です。
逆に「ピンクハリスは釣れない」もあまり当てにならずピンクでも普通に釣れます。
SV-Iなら強度も問題は無いです。

ジョイナーのブラウン系も数百枚の真鯛を釣ってデータを取りました。
こちらは多少効果が伺える数字が出ています。
ただ上記のハリスに比べ強度がワンランク落ちます。
(強度測定するとVハードとグランドマックスはその時の鈎結びの加減で
勝ったり負けたりですがジョイナーは誤差の範囲を超え数値は低いです)
(ブルー系は現在取り纏めています、ゼブラ模様のハリスは真鯛釣りに・・・でした)

DSC04310.JPG
(デジタル秤)
ハリスの強度はデジタル秤で測定します。
仕掛けで一番弱い箇所は鈎の結びになります。
実際そのハリスがどの程度の負荷で切れるかは鈎結束性で決まります。
その為、ハリスの強度測定をする場合「ハリスを鈎に結び測定する」事が大切になります。
ハリス自体は強い(直線強力が高い)が鈎結びし辛い(鈎結束性が低い)糸質も有ります。
私の場合Vハードとブラックストリームを結ぶとブラックストリームの方が強度が出ます。
ブラックストリームの柔らかく粘る糸質が影響している様です。

未だに仕掛けを作っていて気になる事が有ると納得行くまで強度を測ります。
仕掛けを作っている時間より強度測定している時間が長く作業が進まない事も有ります。


~鈎~
DSC01742.JPG
(実際はこの何倍の種類の鈎が道具箱に入っています)
鈎選びは【線径・形状・カラー】の順で決めて行きます。

【線径】
線径はハリスの強度に合わせ3号だと0.86mm、4号だと0.92mm前後が基準になります。
最近はパッケージにフトコロ強度が記載されているので参考になりますが
使用ハリスより1~2号程太いハリスを結び切れるまで引っ張り鈎の強度を見ます。
また線径と強度が合えば真鯛鈎に拘る必用はなくグレやチヌ鈎も使え選択肢が広がります。

【形状】
形状は主には鈎全体の大きさ、重さ、軸の長さ、フトコロ形状で決めます。
大きさ重さは釣れる魚の大きさに合わせます。
軸の長さはオキアミの姿勢を安定させる効果が有るので深場や早潮だと長めにします。
フトコロ形状はネムリに持っていくか早掛けに持っていくかはその時の状況になります。

例えばポロリが多いなら竿を長くする、クッション少し太目にする、棚を50cm上げる、
ハリス詰める等の対策と同時に鈎を早掛けにして小さな当たりが出た瞬間鬼合わせします。
逆に底付近の良型狙いの時は少しネムリ系の鈎に替えたりします。
(ネムリ系の鈎はフトコロが狭いので替える場合サイズ少し大きくします)

ヒネリの入った鈎は餌が回転すると言う理由で真鯛釣りではあまり使われません。
実際に使って見ると結構普通に使えストレートとは掛り所が違う事が多いです。
プラスの効果なのか分かりませんが何かしらの効果は有ります。
私は気配は有るが偶に餌だけ取られる時に使ったりします。

もし迷ったら素直な形状の鈎を使うのが一番ハズレが無いです。

【カラー】
カラーは目立つ・普通・目立た無いの3つに分け水色や餌取りと真鯛の活性に合わせます。

【総論】
上記の【線径・形状・カラー】は基本的なセオリーで正解では有りません。
迷ったらダメ元で色々試す以外無いです。

以下余談、ダメ元で色々試した過去の鈎結び。
DSC01585.jpg
コマセ真鯛ではよくオキアミの頭だけを綺麗に取られると「真鯛ダ!」と言います。
普通はオキアミの尾を短く切って付け餌の全長を詰めたり軸の長い鈎に替えたりします。
私は一休さんの様にひらめきました(トン・トン・トン・トン・チ~ン!)。
「小さな孫鈎を頭に打てばそのまま口に吸い込まれるゼ!」
釣り具屋で渓流用の小さい鈎を買ってきて夜な夜な仕掛けを作りイザ実釣!
使用結果「こんちきしょうめ!折角苦労して作ったのに朝の一投でウマズラに切られた!」

亀城や剱崎の様な餌取りの多いポイントでは大抵朝一の数投で孫鈎が餌取りに取られます。
しかし餌取りの少ない冬場の深場では未だに「勝負仕掛けダ!」と言って使っています。

DSC01581.JPG
苦労して作った仕掛けを朝一の数投で切られる日々が続いたある日、
私は再び一休さんの様にひらめきました(トン・トン・トン・トン・チ~ン!)。
「孫鈎とハリスを太くすれば一件落着ダゼ!、オマケニ鈎が2本でご利益2倍!」
釣り具屋で小さく太軸のグレ鈎を買ってきて夜な夜な仕掛けを作りイザ実釣!
使用結果「1本鈎よりも釣れるのかよく分からん・・・オマケニ作るの面倒臭い!」

重量を増やしたくなく太軸で小さなグレ鈎を探し完成しましたが1本鈎より釣れるか不明。
ただ仕掛けを張り小さな当たりを取る時には「ご利益2倍!」と言って偶に使っています。
効果が有る無しは別にして色々試す事が釣りの楽しみの一つかも知れません。

DSC01644.JPG
ちなみにサクサス等のフッ素加工した鈎はチモトが滑り易いです。
紙やすりでチモトのコーティングを落としてからハリスを結びます。

ここまでを振り返って見ると竿やリールよりハリスや鈎の方が記載量が多いです。
下に行くほど書く量が増えているのは竿やリールよりハリスや鈎の方が重要なんでしょう。
釣りは魚の口に近い物から重要度が上がって行きます。


~仕掛け~
DSC09047.JPG
【2段テーパーor通し仕掛け】
私は2段テーパーを使う事が多いです。
理由はそっちの方が釣れるからでは無く「経済性」です。
上ハリスは太いのでグレードを落としてもよいので安上がりです。
また2段テーパーで一番有難味を感じるのはワラサ等の青物が回っている時期です。
最後ハリスが太いので手繰り易く取り込みが楽です。
(細ハリスだと手が切れて怪我をしたりします)

上ハリスは下が3号なら5号、4号なら5~6号位の感じで調整します。
注意が必要なのは糸質によっては上ハリスに向かない製品も有ります。
また号数事に糸質を変えている商品も有り5号は向くけど6号は向か無いなんて事も。
私はジョイナー船パステルブラウン300mが安く手に入るので上ハリスに使用しています。
ジョイナー船は5号も6号も糸質が捌き易く上ハリスに向いています。

「通しと2段テーパーどっちが釣れるの?」と聞かれたら正直分かりません。
何年も同条件で検証しましたが相模湾・東京湾で記載出来る程の違いは見い出せないです。
では、どちらが良いの?と聞かれれば「経済性」「取り込み易さ」「捌き易さ」を考えれば
2段テーパーの方が分は良さそうです。(ただし結びの手間が増え時間が掛かります)
(外房のカモシ釣りではコマセ真鯛で2段テーパーが聞かれる十年以上前から
船上で「いま先糸(下ハリス)何号?」なんて会話が聞こえてました)


DSC06305.JPG
【鈎結び】
私が真鯛釣りでしている鈎結びです。
下記は過去に記載した内容のコピーになります。

真鯛用の3~4号の仕掛けは編込みをします。
結束強度を上げるのと叩きからハリスを保護するためです。
通常編込みをする場合は添え糸をしますが私は添え糸は使いません。
ハリスを二つ折にして本結びで結びます(端糸が輪になり締め込み易いです)。
本結びが切れる箇所は結び目とハリスの境なので編込みで補強すると強度が上がります。
回数は喰い込みを意識して叩きが隠れる程度(上記写真)から多めまで用意します。
叩きが隠れる程度なら最後の切り口を斜めに切りオキアミのズレ防止にします。
夜行玉を使う場合、夜行玉のズレ防止を兼ね多めに編込みをしたりします。
「過去記載ページ」


DSC01648.JPG
【2本鈎仕掛け】
私は年に数える程しか2本鈎仕掛けは使いませんので脱着式にしています。
仕掛け入れに何本か忍ばせています。
(餌取りが多く無ければ枝鈎は先鈎よりワントーン目立つカラーにするのが定番です)

DSC01656.JPG
2本鈎仕掛けの根元はダブルの編込み結びを作り先端を輪にします。
天秤側のハリスを切り枝スを通し結び直せば1本鈎から即席の2本鈎仕掛けになります。
遊動の首振りと2本撚り効果で手前祭りし難い仕掛けになります。
鈎を結んだ後の後付けになるので鈎先を上に向ける様に装着出来ます。
また外したくなったら簡単に外せます。
「過去記載ページ」

最近2本鈎仕掛けの人が増えているそうです。
相模湾の船宿でも昔はあまりいなかったのにと常連さんが話していました。
2本鈎仕掛けはお祭りが多いので潮の流れや早い時や混雑時は控えるのがマナーです。
しかし人の多い時に胴の間のお客さんの2本鈎仕掛けを迷惑がるのに
四隅の俺達はたいして迷惑になら無いからいいんだ的な常連の居る船宿も有るそうです。


~バック~
DSC04566.JPG
磯バックの様なチャックの有る製品は遅かれ早かれ塩噛みでチャックが使え無くなります。
船釣りではチャックの無いシンプルな製品が向いています。
私はシマノのタックルボートバッグXTと使っています。
お気に入りの商品が有ったら廃番臭をかぎ分ける様にして廃番になる前に買います。


~カッパ~
DSC01903.JPG
カッパは素直に漁師カッパが良いです。
GORE-TEX等の防水透湿性素材は船釣りでは耐久性に難有りです。


~バッテリー~
DSC00190.JPG
バッテリーは大型の最新船では不要ですが電源に不安の有る船なら有った方が良いです。
また家で電動リールの糸の巻き直しをする場合有った方が便利です。
メッシュのケースは本体を保護し持ち運びも便利です。


~クーラー~
DSC04710.JPG
(shimano スペーザ45L&35L)
私はスペーザの35Lと45Lを使っています。
相模湾・東京湾では30L前後のクーラーが船上では多いです。
大きいクーラーで坊主だったら格好悪いと周りの目を気にする謙虚な人になったり、
小さいクーラーだと釣れ過ぎて入らなくては困ると取らぬ狸の人になったり、
釣り師の心理は乙女心の様に微妙な様です。

※気が向いたら加筆修正をしているので日によって書いてある事が違うかも知れません。

2015真鯛釣り総集編 [仕掛け道具]

DSC04035.JPG
今年も残り僅かになりました。
2015年の真鯛釣りを纏めて見ます。

2015年下半期(7月~12月)
釣行回数7回(東京湾7回)
釣果39枚
1日平均5.5枚
1日最多枚数17枚

~2015年トータル(1月~12月)~
釣行回数20回(東京湾16回、相模湾2回、駿河湾2回)
釣果128枚
最大7.2kg
1日平均6.4枚
1日最多枚数18枚
真鯛獲得率 19/20 95%、になります。

真鯛以外の釣果
外房ヒラメ釣行1回、釣果、ヒラメ2枚
三浦オニカサゴ釣行1回 釣果、オニカサゴ7匹

今年の真鯛釣りを纏めると可も無く不可も無くって感じです。
釣行回数が20回と月2回は行けず釣行回数が減った分釣果も減りました。
腰痛で手返しを遅くしましたが平均は6.4枚とまずまずの数字でした。

DSC09102.JPG
お正月のお酒の準備も出来ました。贅沢に大吟醸です。
それでは良いお年をお迎え下さい。

真鯛仕掛け等々 [仕掛け道具]

DSC01885.JPG
前回の釣行は雨で寒そうなので中止にして余った時間で道具箱の整理をしました。
上の道具箱は真鯛用と青物用です。その他にイカ用やカワハギ用等々無駄に多いです。


DSC09012.JPG
真鯛用の道具箱も整理しました。鈎の種類が多く一番スペースを取っています。
使わないのはだいぶ捨てましが諸々こだわりが出る所なので中々減りません。


あまり技術系のブログにしたくないのと
そもそも仕掛けや結びを分かり易く説明できる自信が無いので避けていましたが。
2本鈎仕掛けと鈎結びについて質問が有りましたので出来る範囲で記載します。

鈎結び
DSC06305.JPG
(真鯛用)
真鯛用の3~4号の仕掛けは編込みをします。
結束強度を上げるのと叩きからハリスを保護するためです。
通常編込みをする場合は添え糸をしますが私は添え糸は使いません。
ハリスを二つ折にして本結びで結びます(端糸が輪になり締め込み易いです)。
本結びが切れる箇所は結び目とハリスの境なので編込みで補強すると強度が上がります。
回数は喰い込みを意識して叩きが隠れる程度(上記写真)から多めまで用意します。
叩きが隠れる程度なら最後の切り口を斜めに切りオキアミのズレ防止にします。
夜行玉を使う場合、夜行玉のズレ防止を兼ね多めに編込みをしたりします。


DSC06322.JPG
(青物用)
ワラサなどの6~8号以上の結びも本結びです。
通常の結びに近いですが締め混む前にチモト側の輪を8の字にして枕にします。
こうすると環無の坂本結びとほぼ同じ結びになり強度がでます。
普通に環無坂本結びを結んでも良いです。


2本鈎仕掛け
DSC07886.JPG
通常枝スは本線に編込みや8の字で結ぶ事が多いと思いますが私はしません。
ダブルの編込み結びを作り先端の輪を本線を通します。
(遊動の首振りになります)

DSC07882.JPG
編込から先は2本撚りにしてハリスに張りを持たせ手前祭り対策をします。
故中井戸嘉彦氏の鈎結び二重補強結びを枝スに利用します。


DSC07889.JPG
本線に編込みをするか2段テーパーの結び目やサルカンを利用して位置を決めます。

重要なのは鈎先を必ず上にする事です。
後付けと2本撚りの捻じれの調整で鈎先を上にします。
雑誌等々の2本鈎仕掛けの説明では、やれ編み込みや、やれ8の字や、
枝スの結び方が中心で鈎先の向きを気にした説明は聞いた事が無いです。

ダブルの編込みで非常に強く首振りと2本撚り効果で手前祭りし難い仕掛けになります。
天秤側のハリスを切り枝スを通し結び直せば1本鈎から即席の2本鈎仕掛けになります。

欠点は烏賊船の船長がビーズを嫌うように枝スが他の人の仕掛けと祭ると解け難いです。
稀に枝スに真鯛が喰い付き先鈎に青物が喰うとヘンチクリンな引きがする事が有ります。
上記2点は枝スの上に軽く編込みをして遊動幅を狭めれば多少改善します。
私は2本鈎仕掛けは年に数える程しか使いませんが良く使うなら作るのが面倒臭いです。

手前祭り対策を考えればイカ用の回転ビーズで枝スを出すのが一番です。
ただビーズ自体は意外に強く強度的には何とかなるのですが枝スの結びが難しく
ダブルラインの8の字でも編込みでも期待の数字が出ないです。


サルカン結び
DSC09045.JPG
(ダブルの編み込み)
サルカン等の結びはダブルの編込み結びです。
通常仕掛けは鈎が一番弱いので一般的なサルカン結びの方が強度が有ります。
しかし鈎結びの強度が上がると結びの強度が逆転する事が有ります。
ダブルの編込み結びは強度が強くまた非常に安定しているのが特徴です。
サルカンの輪に綺麗にダブルで巻けてさえいれば誰が結んでも失敗しないです。
この結びで強度不足を感じるなら仕掛けを太くする以外ないです。


入れ食いで手早く仕上げたい場合は下記の結びをします。
DSC09047.JPG
(最強結び)
故中井戸嘉彦氏の最強結びです。
これもサルカンの輪に綺麗にダブルで巻けていれば比較的強度がでます。
ダブルの編込み程は強く無いですが結び目も小さく、
無駄を切り捨てた結びで好きです。


DSCF2039.jpg
(ダンゴムシ)
ダンゴムシと言っている我々のオリジナルの結びになります。
これもサルカンの輪に綺麗にダブルで巻けていれば強度がでます。
また端糸が横に出るので縦に出る最強結びよりトラブルが少ないです。
強度もあり結び目も小さく失敗の少ない結びです。

端糸が縦に(上向きの場合)出る結びだとその箇所がV字になり、
他の糸を乗っけて絡む事があります。
端糸が横に出る結びの方がトラブルは少ないです。


ハリス同士を結ぶ場合は1本添え糸を添え3本で結ぶと飛躍的に強度が上がります。
テーパーの場合は添え糸を下ハリスに編込むと更に強度が上がります。
8の字で枝スを出す場合も添え糸を1本噛ますだけで強度が違います。
直結は結びの種類よりナイロンの添え糸の方が効果が高いです。


DSC04310.JPG
結びの強度はデジタル秤で引っ張って測定します。


DSC09013.JPG
細ハリスは机の脚を利用します。


DSC09048.JPG
太ハリスは丈夫なバーを利用します。
10kgを超えると切れた反動で鈎が飛ばないようにしないと怖いです。
他のも強いチチワ結びやハリスの色、鈎の種類も有りますが機会が有れば紹介します。


その他
DSC08202.JPG
私は仕掛けを作る時に上のハサミを使います。
シマノの2,000円クラスより上の切れ味が1,000円以下で買え流石タミヤです。
ハリスを斜めに切る事も多いのでお勧めです。


DSC07837.JPG
スプールシートに号数や長さを書いて貼り付けます。
防水で滲まずまた剥がしやすいので使い勝手が良いです。


DSC08923.JPG
ここ数年時計代わりに使っていたキッチンタイマーがついに壊れてしまいました。
最近は防水なのでストップウオッチを釣り用時計にしています。


DSC09014.JPG
滑り止めシートや浴槽用の滑り止めマットと買い物カゴ。
循環ポンプの海水で仕掛けが流されたり強風で飛ばされたりして仕掛けが祭るの予防します。
若い頃は勝負のような釣りで1秒でも手返しを早くするために使っていました。
今は持って行きませんが初めて乗る船で有った方が良いと思う事も有ります。


前にも書きましたが私の尊敬する相模湾の名真鯛師は
ハリスだけ8m、10mとスプールシートに巻いて鈎はわざわざ船上で結んでいました。
その真鯛師は作り置きで結束強度が落ちるのを嫌い鈎は必ず直前に結びます。
揺れる船で鈎を結ぶ手間を考えれば当然前もって仕掛けを作った方が楽ですが
その人は前日に鈎を結ぶ事さえ強度が落ちるのを気に掛け嫌っていました。
上手いと言われている人ほど目に見えない些細な事を大切にするようです。

また仕掛けを作る前には石鹸で良く手の油脂を洗い流します。
ハリスの色や透明度を気にするが自分の手の油脂は気にしない人も多いようです。
手の脂がハリスに付けばその部分は濁ります。
小手先のテクニックにより基本が大切になります。

2015年上半期真鯛釣り集計 [仕掛け道具]

6月も終わり2015年上半期の真鯛釣りを纏めて見ます。

釣行回数13回(東京湾9回、相模湾2回、駿河湾2回)
釣果89枚
最大7.2kg
1日平均6.8枚
1日最多枚数18枚
真鯛獲得率 13/13 100%になります。

忙しく月2回程しか行けない真鯛釣りですが
10軒位合同の真鯛釣り大会で3位になって記念品を貰えたり
誕生日割引で半額で乗ったら今月の2位なり次回も半額になったりとラッキーでした。

真鯛以外の此処6ヶ月の釣果
外房ヒラメ釣行1回、釣果、ヒラメ2枚
三浦オニカサゴ釣行1回 釣果、オニカサゴ7匹


DSC08114.JPG
グルメ(ハイオク)で大食い(3700cc)の車から


DSC08398.JPG
粗食(レギュラー)で小食(1600cc)の車に乗り換えました。


DSC08405.JPG
「さいばいニュース」が届きました。
私は神奈川県栽培漁業協会の賛助会員になっています。
神奈川県栽培漁業協会は真鯛やヒラメ等の種苗生産事業や種苗放流事業を行っています。
海ではいつも楽しませてもらっていますので微力ですが協力出来る事はしたいです。
興味の有る方は神奈川県栽培漁業協会のサイトをご覧下さい。

2014年真鯛釣り総集編 [仕掛け道具]

DSC07131.JPG
今年も残り僅かになりました。
2014年の真鯛釣りを纏めて見ます。

2014年下半期(7月~12月)
釣行回数12回(東京湾12回)
釣果61枚
1日平均5.1枚
1日最多枚数13枚

~2014年トータル(1月~12月)~
釣行回数28回(東京湾23回、相模湾2回、駿河湾3回)
釣果138枚
最大6.4kg
1日平均4.9枚
1日最多枚数18枚
真鯛獲得率 25/28 89%、になります。

真鯛以外の釣果
外房ヒラメ釣行3回、釣果、ヒラメ15枚
三浦イワシ五目釣行1回、釣果、キジハタ1枚、ヒラメ1枚、ヤリイカ・コウイカ・カサゴ
外房カモシ釣行1回、釣果、ヒラマサ1本
相模湾ヤリイカ泳がせ五目釣行、釣果、ワラサ1本

今年の真鯛釣りを纏めると年間通して苦戦しました。
数字にも表れている様で釣果平均共ここ3年で最低です。
また2年振りの坊主も有りシーズンで3回坊主はここ5~6年では記憶に有りません。

真鯛釣りに対しては目先の釣果に走らないで毎年検証課題を持って釣りをしています。
今年はハリスの色についてクリアーとピンクの喰いの差を年間通して試して見ました。
検証には分母が最低3桁以上になるまで試します。
これまでも年間の釣果が下がるのを承知で諸々調べています。
自分で授業料を払いトライ&エラーを繰り返すのが大切になります。

DSC07559.JPG
お正月のお酒の準備も出来ました。贅沢に大吟醸です。
それでは良いお年をお迎え下さい。

2014年上半期真鯛釣り集計 [仕掛け道具]

6月も終わり2014年上半期の真鯛釣りを纏めて見ます。

釣行回数16回(東京湾11回、相模湾2回、駿河湾3回)
釣果77枚
最大6.4kg
1日平均4.8枚
1日最多枚数18枚
真鯛獲得率 14/16 87%になります。

昨年の同時期には釣果167枚、平均で10枚を超えていた事を考えると
今年は全般に喰いが悪いと言われていますが数字にも表れている様です。
また真鯛釣りで2年振りになる坊主も有りました。

真鯛以外の此処6ヶ月の釣果
外房ヒラメ釣行2回、釣果、ヒラメ10枚
三浦イワシ五目釣行1回 釣果、キジハタ1枚、ヒラメ1枚、ヤリイカ・コウイカ・カサゴ

DSC06619.JPG
「さいばいニュース」が届きました。
私は神奈川県栽培漁業協会の賛助会員になっています。
神奈川県栽培漁業協会は真鯛やヒラメ等の種苗生産事業や種苗放流事業を行っています。
海ではいつも楽しませてもらっていますので微力ですが協力出来る事はしたいです。
興味の有る方は神奈川県栽培漁業協会のサイトをご覧下さい。

前の10件 | - 仕掛け道具 ブログトップ