東京湾真鯛80：ちゃりこ釣り日誌：SSブログ

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東京湾真鯛80　[釣行記] [編集]

東京湾に真鯛釣りに行きました。
港で船長に最近の模様を聞くとかなり渋いそうです。
天気は前日は南荒れで当日は打って変わって北風ビュービューです。
（沖に出てから写真を取るのが嫌で今回は港内で撮影です）
真鯛が渋いのは慣れていますが天気が悪いのは嫌です。

ポイントまでの時間は前回3週間前に比べ長いです。
例年2月の終わり頃から少しずつ沖の乗っ込み場に近付いて行きます。
波風が強いので置き竿でなるべく手返はしないで真鯛を狙います。
しばらく粘って釣っていると当たりが有り1枚目が釣れました。
その1枚で安心したのでその後はほぼ放置プレイです。
それでも開始から3時間で3枚釣れました。

その後は当たりがさっぱりなので終盤にポイント移動です。
その頃から風が弱まり少し釣り易くなりました。
ただ水温が低く底潮も流れていないので偶に来る当たりはホシザメです。

コマセを振ろうと竿を持つと居食いの当たりが出ました。
どうせまたホシザメだと思いコマセを振る要領で竿を振ると竿が止まります。
走るのに備え待っていましたが待てど暮らせど走りません。
重量感は有りホシザメの親方だと思いやり取りをします。
最後まで十中八九ホシザメだと思いやり取りをしたらポカンと真鯛が浮いて来ました。
タモですくうと7kgの大型真鯛が釣れました。

当日は水温が低く引かないのかなと思いました。
“こうゆう日に大型真鯛が掛れば楽に取れるぜ”と7kgの真鯛を釣って余裕です。
少し天狗になりながら仕掛けを入れると竿が入りとんでもない勢いで糸が出て行きます。
30m走りスピードが落ちたので思い切って合わせを入れる瞬間ヤバイと思いました。
コンクリートの壁に鈎を引っ掛け合わせた様な手応えです。
この時点で先程の余裕は木端微塵に吹き飛びおしっこちびりモードです。
7kgの真鯛がお子ちゃまに思えて来ました。

また走り糸を10m程出されました。
少しばかりコンクリートの壁相手にやり取りをして見ましたが糸を出され切られました。
カウンターで42mの棚で張って切られのは90mなので50m近く糸を出されました。
根ズレで切られましたが根ズレでなくても取れたかどうかは自信が有りません。

（本日釣果、真鯛4枚）
この当たりはここ数年で2番目の当たりです。
1番の当たりは一昨年の3月（東京湾真鯛39）になります。
この時は珍しく2本鈎仕掛けで釣っていると上鈎に喰って来ました。
3方編込みで締め込みユルユルドラグに係らず下鈎のチモト近くまでずれていました。
これ以来2本鈎仕掛けは更に使わなくなり使っても全く強度の落ちない方法に変えました。

去年の6月に6.4kgの真鯛を釣り上げた（東京湾真鯛63）直後に船長が
“あの時の真鯛はこんな物じゃなかった”とポツリとつぶやいたの覚えています。
大型真鯛は乗っ込み前の集合部隊と乗っ込み後の居残り部隊も狙い目の様です。

（真鯛7.2kg)
家に帰ったら嫁が“ナポレオンフィッシュみたいな鯛”って言っていました。
今年は6回目の釣行で7kgが釣れ平均でもまだ8枚強と比較的好調に推移しています。
数日前に烏賊釣りに行った友人が洲埼は水温も高めでクリアな澄み潮だと言っていました。
その潮が差し込み混ざって落ち着けば乗っ込みが始まりそうです。

最近の我家の日本酒はいつもの「亀泉」とお燗で良く飲む「天狗舞」です
そろそろ冷が良い時期になって来ました。

友人に鈎結びを聞かれました。

（4号以下向き鈎結び）

（6号以上向き鈎結び）
鈎結びは結び手の癖や慣れが有るので一概にどれが良いかは分かりません。
またハリスの太さと結びの相性も有り複雑になります。
〇号のハリスだとチモトに枕を入れると強度が上がったり〇号のハリスだと逆に落ちたり
同じ枕でも遠矢結びは比較的安定して強度が上がったり等々。
巻数もお祭りで他人の鈎を見ると何でこの巻数にしているのだろうと思う事も有ります。
最終的には自分で強度テストするしかない様です。

2015-03-22 10:20 nice!(19) コメント(4) トラックバック(0)