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東京湾真鯛114 [釣行記]

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東京湾に真鯛釣り行きました。
船で船長と話をすると釣れて無いそうです。
冬場の間はずーっと澄み潮で渋いと言っています。

私は軽口で「大きいのが1枚釣れればいいや」と言ってみました。
船長はその言葉を真に受けたようで島下に向かいます。

島下(城ケ島沖)の冬場の深場は数は出ませんが大型が狙えます。
私も昔は冬場は島下しか狙わないシマラーでした。

釣り師はポジティブな物で朝一は釣れる気しかしてません。
「島下に主役が戻ってきたぜ」とカッコ良くつぶやいて仕掛けを入れます。

そして直ぐに当りが来ました。そしてイナダが釣れました。なんでイナダ?
お前じゃないだろと仕掛けを入れるとまたイナダが釣れました。
その後もイナダ・イナダ・イナダ・・・。

おかしい・・・「島下と書いて俺の舞台(ステージ)と読む」はずなのに・・・。
朝の自信(過信)は萎んでいき時間だけが過ぎます。

そう言えば俺、あんまり島下で大きな鯛を釣った事が無いような・・・。
バラした記憶はたくさん有るけど・・・。だいぶ記憶を美化してたようです。

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そんな中、イナダが釣れました。
坊主の時の保険代わりに早々と写真を撮りました。

普段なら釣れないとポイント移動する船長ですが
朝に言った「大きいのが1枚釣れればいいや」が頭に有るのか今日は粘ります。

私も今更500gでいいからなんて言えないし。
「塩焼きが食べたいなー」なんて独り言でも言おうかと悩んだりしました。

取り敢えずどうするか無い頭で考えます。
思い返すと前回は隣のお客の仕掛けをパックったら釣れました。
「そうだ仕掛けを替えよう!」
道具箱をゴソゴソあさると昔作ったかなり変わった仕掛けが出て来ました。

こんな仕掛け東京湾広しといえども誰も使わないだろと思いましたが、
どうせ釣れないならコレでいいやと仕掛けを替えました。
そしたら直ぐに当りが来ました。
竿の入り方は真鯛ですが引きはイナダっぽい気もします。
半信半疑であげてくるとポカーンと型の良い真鯛が釣れて来ました。

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(本日釣果、真鯛1枚)
流石俺、流石俺の仕掛けと有頂天になります。
やはり「島下と書いて俺の舞台(ステージ)」と言われる(自称)男だけはあるな。
この仕掛けが有ればこれからポカスカ真鯛が釣れるぜと過信モードです。

ただ実際は典型的なまぐれ当りでその後はやっぱり1枚も釣れませんでした。
直ぐに現実に戻りいつものような釣果で終わりました。

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(外道、イナダ)
イナダは10匹以上釣れ食べる分だけ持って帰りました。
釣れた鯛を食べましたが結構美味しい鯛でした。

普段私は仲の良い船長でも釣り場や移動について一切口は出しません。
今回「大きいのが1枚釣れればいいや」なんて言わない方が良かったと思いました。

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